経済学・哲学草稿 (光文社古典新訳文庫)本ダウンロードepub
経済学・哲学草稿 (光文社古典新訳文庫)
によって 長谷川宏
5 5つ星のうち(8人の読者)
経済学・哲学草稿 (光文社古典新訳文庫)本ダウンロードepub - 内容紹介 勃興する資本主義の過酷さを鋭く分析・批判し、のちの『経済学批判』『資本論』に結実する経済学的思考。ヘーゲル批判から発し、私有財産の哲学的解明と労働疎外の問題に取り組み、自然との関係、労働の意味を肯定的に捉え直そうとする哲学的思考。この二つの思考が交わるところで生まれた革新的な思想。初期マルクスを代表する重要論文であり、マルクスがマルクスになった記念碑的著作でもある。 著者からのコメント 青年マルクスは、国民経済学からも批判哲学からも多くを学びながら、そのいずれにも同調しない。多くを学びつつも、そのいずれをも根源的に批判し、みずからの新しい思想ないし学問を打ち立てようとする。それは、経済学と哲学の交わるところに成立するような思想であり、学問だ。第一草稿の「疎外された労働」と「社会的存在としての人間」にその萌芽を見てとることができる。(中略)第一草稿の「疎外された労働」と第三草稿の「社会的存在としての人間」は本書のなかでも青年マルクスの生き生きとした思考がもっとも躍動する章だが、その躍動は経済学の枠に納まるものではなく、まさしく経済学的思考と哲学的思考がぶつかり合い、せめぎ合うなかで醸しだされたものだからだ。(解説より) 出版社からのコメント 経済学と哲学の交叉点に身を置いて、社会の現実に鋭くせまろうとした若きマルクス、26歳。青年期の輝くような、そして生き生きと躍動する思考の瑞々しさが、明晰な訳文で鮮やかに再現される。 内容(「BOOK」データベースより) 勃興する資本主義を鋭く分析・批判し、のちに『資本論』に結実する経済学的思考。そしてヘーゲル批判から発し、労働の意味を肯定的に捉え直そうとする哲学的思考。この二つの思考が交わるところで、青年マルクスは革新的な思想を打ち立てた。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) マルクス,カール 1818‐1883。ドイツ(プロイセン)の哲学者・経済学者・革命家。思想家として現代にもっとも深い影響を与えた。「独仏年報」誌に「ヘーゲル法哲学批判・序説」「ユダヤ人問題のために」を発表。『経済学・哲学草稿』で私有財産の哲学的解明と労働疎外の問題に取り組んだのち、『経済学批判』『資本論』で資本主義の矛盾を鋭く分析、批判。20世紀の社会主義革命の思想的な“礎”を築いた。1883年3月没 長谷川/宏 1940年島根県生まれ。東京大学文学部哲学科博士課程単位取得退学。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) About this Title 1950年代から60年代にかけての政治の季節のこととて、マルクスといえば、なによりも髭もじゃの革命思想家のことだったが、初期マルクスというと、共産主義者として立つ前の、現実と思想的に格闘する初々しい青年像が思いうかぶようだった。安保闘争の高揚期にはそんな余裕はなかったが、潮が引いたあとでは数人で集まって初期マルクスの読書会を催したりもした。が、初々しいイメージとは裏腹に、初期マルクスの著作はどれも読みやすくなかった。論旨を性急に政治革命に結びつけようとするこちらの読みかたにも問題があったが、それ以上に、マルクスの文書がぎくしゃくし、論がなだらかに前へと進まないのが読みにくさの原因だった。読書会は翻訳書をテキストにしていて、訳文のぎこちなさに困惑したが、のちにドイツ語原文にも当たるようになって、原文が原文でこれまた読みすすむのに難渋することが分かった。初期マルクスの著作は、完成稿・未定稿を問わず、一様に、「心あまりて、こちばたらず」といったところがあるのだ。その感じはいまも変わらないから、そのうちの一書を訳す仕儀になったのはわれながら妙なめぐり合わせだったと改めて思う。(訳者あとがきより)
経済学・哲学草稿 (光文社古典新訳文庫)の詳細
本のタイトル : 経済学・哲学草稿 (光文社古典新訳文庫)
作者 : 長谷川宏
ISBN-10 : 4334752063
発売日 : 2010/6/10
カテゴリ : 本
ファイル名 : 経済学-哲学草稿-光文社古典新訳文庫.pdf
ファイルサイズ : 23.15 (現在のサーバー速度は29.03 Mbpsです
以下は、経済学・哲学草稿 (光文社古典新訳文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
マルクスの初期の思考のメモをまとめた著作。彼の思考過程を追えるし、なかなか重要な著作らしいのだが、いかんせん草稿ということもあってなかなかキツイ。明らかに途中で終わっているものもあるし、逆に初めの方がなくなっているものもある。全体としてもまとまっているわけではなく、他の著作の抜粋ばかりの章もある。しかし一方で、疎外論や物神化、史的唯物論といった考え方(の少なくとも端緒)は本書でしっかりと展開されている。それゆえ、マルクスの思想を理解する上での重要著作であることは間違いないであろう。いろいろなマルクスの著作で周辺を固めながら読まないとなかなか大変である。
0コメント