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定本 言語にとって美とはなにかII (角川ソフィア文庫)

によって 吉本 隆明


3.7 5つ星のうち(7人の読者)

電子ブック定本 言語にとって美とはなにかII (角川ソフィア文庫)無料ダウンロード - 内容紹介 記紀万葉から、鴎外、漱石、石川淳、島尾敏雄等の小説ほか、詩歌、戯曲、俗謡などを、膨大な作品を引用しながら詳細に解説。文学を形づくっている「言語」の特質を追求する。Iで述べた概念を、具体的に解説する。 内容(「BOOK」データベースより) 『定本 言語にとって美とはなにか1』につづき、第5章構成論、第6章内容と形式、第7章立場の各章で、言語、文学、芸術とはなにかを考察する。引用する作品は古代歌謡から折口信夫、ヘーゲル、サルトルにまで及ぶ。日本文学の表現としての通史であり、戯作の成り立ちについて能・狂言を通じて丁寧に展開した画期的論考でもある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉本/隆明 1924年、東京・月島に生まれる。1947年、東京工業大学電気化学科を卒業。詩人、文芸評論家、思想家。1952年、詩集『固有時との対話』を発行。その後、文芸評論活動を開始する。思想家として、戦後日本の思想界に大きな影響を与え、常に注目を集める存在である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

定本 言語にとって美とはなにかII (角川ソフィア文庫)の詳細

本のタイトル : 定本 言語にとって美とはなにかII (角川ソフィア文庫)
作者 : 吉本 隆明
ISBN-10 : 4041501075
発売日 : 2001/10/25
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 26.35 (現在のサーバー速度は28.45 Mbpsです
以下は、定本 言語にとって美とはなにかII (角川ソフィア文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
学生時代に熊野の本宮から小雲取、大雲取を越えて那智へ抜ける道、つまり中辺路を初めて歩いた時のことです。鬱蒼と続く杉林をひたすら歩いて峠を越えると、いきなり眼前に真っ青な太平洋が広がっていました。それを見た僕はもの凄い開放感と感動をおぼえ、思わず唸り声を上げたのです。その時、僕は熊野信仰の原点を体感したような気がしました。『言語にとって美とはなにか』の中で吉本隆明氏は、初源の言葉というのは神と交流するための言魂的な呪言であった書いています。そして、「原始人が奥深い山の中を彷徨い続けたあげくに海にたどり着いた時に、感動のあまり発した「うっ!」という唸り声が「海」という語の語源であった可能性を捨てさることはできない」と書いています。勿論、吉本氏は言語を構造や記号として捉えることを否定しているわけではありませんが、同時にそれだけでは言語の本質には届かないとも考えています。この「うっ!」=「海の語源」という話は、言語を構造や記号としてのみとらえようとすることに対する警鐘として捉えるべきなのでしょう。何故か僕の中では、大雲取越えの際に山の上から熊野灘を見たときに受けた感慨と上述の吉本氏の言葉がふと重なってくるのです。

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